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カリモク&JAL、「ボーイング 777型機」の部品を再利用したスツールやPCケースなど発売

2024年03月04日 12:21  Fashionsnap.com

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スツール

Image by: カリモク家具
 カリモク家具と日本航空(以下JAL)が、昨年開催の国際見本市「インテリアライフスタイル 2023」で発表した「ボーイング 777型機」の部品をアップサイクルした商品が好評だったことを受け、同アイテムの一般販売をスタートした。現在JALの公式オンラインストア「JAL Mall」で取り扱っている。

 両社はこれまで、持続可能な社会の実現に向け、航空機部品を含む様々な部品の活用とアップサイクルな新しい商品の開発・販売に取り組んできた。昨年は同見本市への出展を始め、7組の建築家やデザイナーとコラボレーションした展覧会「Upcycling Airplanes JAL | Karimoku」を開催するなど様々な発表の機会を設けてきた。
 今回、建築家 芦沢啓治がデザインしたスツール(14万円)とトレー(6万円)、プロダクトデザイナーの熊野亘が手掛けたカードケース(2万2000円)とPCケース(4万4000円/いずれも税込)を発売。スツールとトレーにはボーイング 777型機の客室窓を再利用し、そこにカリモク家具の製造過程で排出される端材を組み合わせた。カードケースとPCケースは、貨物室の壁紙と、カリモク家具のアイテムでも使われている良質な革を用いて製作した。なお商品は全て数量限定で、今後は第2弾アイテムの発売も予定している。

◾️JAL Mall