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【3/4~3/10の運勢】3月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2024年03月03日 22:10  isuta

isuta

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2024年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡

今週の星座占いを全文読みたい方はこちらをタップ 今週のおひつじ座の運勢

おひつじ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

ぱっと生まれてそっと死ぬ

今週のおひつじ座は、いったんすべてを白紙に戻していこうとするような星回り。

『わが見れば吾の痕跡初蝶に』(正木ゆう子)という句のごとし。

春の兆しの訪れに、不意をつかれたのでしょう。普通なら、蝶と人間の生きている世界はあまりにかけ離れており、わずかに接近することさえほとんどありませんが、そうした決定的な断絶や隔たりを作者は「あっ」とつぶやく拍子に、いとも簡単に超えてみせます。

あなたもまた、過酷な現実にさらされて鉛玉のように凝り固まってしまったアイデンティティを、蝶の羽ばたくのごとく開いていくべし。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

おうし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

淵に立つ

今週のおうし座は、何を終わらせ、ケリをつけていくべきか、選択を迫られていくような星回り。

村上春樹の『ねむり』という短編作品では、夫も息子もいる平凡な主婦が、ひょんなことから不眠になったことで生活が一転していきます。

彼女は次第に不眠以後の暮らしのおかしな点にも気付き始め、覚醒し続ける中で、彼女はふと「死」について思い、こう自問するのです。「死ぬということが、永遠に覚醒して、こうして底のない暗闇をただじっと見つめていることだとしたら?」

あなたもまた、どこかでそうした彼女の置かれている状況と通底しているところがある様に思います。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

ふたご座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

養生即芸術

今週のふたご座は、いのちが芽吹き花咲くように働きかけていこうとするような星回り。

『去年今年君は普通に良い名前』(外山一機)という句のごとし。

命名とは、未来の安寧と幸福を願うことほぎに他ならないが、それがいつどんな形で発動するかは、誰にも分からないものだ。だからこそ、既に名をつけられた当人に対しては、いつかその願いが発動し、百花のごとく咲きわたることを願って掲句のように呼びかけてあげることが一番の後押しになるに違いない。

あなたもまた、そんな風に変わりゆく季節の波にのってみるといいかも知れません。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

かに座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

すべてが最中であるならば

今週のかに座は、自分を「恥ずかしい人間」として笑い飛ばしていこうとするような星回り。

18世紀イギリスの古典的名作であり、夏目漱石も絶賛したジェイン・オースティンの『高慢と偏見』の登場人物は、誰一人として完璧な人物がいません。作者オースティンのまなざしは、登場人物全員を平等に「恥ずかしい人」として扱うのです。

母親の過剰な心配性も、父親の辛辣さや無責任さも、若い娘にやりこめられるお金持ちだがコミュ障の青年も、激しい思い込みでやらかす友人も、作者が片っ端から笑い飛ばしていくことで、その存在が根本のところで許され、救われていく。

あなたもまた、理想ばかり追うのでも、かと言って現実から目を逸らすのでもない、自分の立派じゃなさを、たはは、と笑って許してくれるようなまなざしを取り入れていきたいところです。

続きはこちらから 今週のしし座の運勢

しし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

弱くあるがゆえのしあわせ

今週のしし座は、他人の視線を基準にしてしまう頭をリセットしていこうとするような星回り。

『菫ほどの小さき人に生まれたし』(夏目漱石)という句のごとし。

例えば作家や俳優、音楽家のような人間もまた、病んでは逃避しての繰り返しですから、自然界の基準からすればほとんどがクズみたいなものです。その点、ただなんとなく生まれてきつつも、咲き頃をわきまえつつ咲いては散っていく野に咲く菫のような一生こそ、最高に幸福な存在なのかも知れません。

あなたもまた、本当のしあわせとは何かということを一から考え直してみるといいでしょう。

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おとめ座をイメージした女性のイラスト illustration by ニシイズミユカ

個の根底にあるもの

今週のおとめ座は、自分もまた同じ穴のムジナであることを認めていこうとするような星回り。

「女という性」に斬り込んでいく中村うさぎのごとし。

どうしようもくなく愛し愛されたいという欲望の源泉は、結局ナルシシズムなのだと彼女は言う。さらに、それは「『孤独』という名の、決して埋まることのない穴」なのだと。

あなたもまた、投影対象にただただ耽溺するのではなく、きちんと自身の「穴」に向き合って、自分なりの言葉でそこに問いかけていきたいところです。

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てんびん座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

逆巻く思いに光を当てていく

今週のてんびん座は、過去と未来とを自身の言動を通して繋げていこうとするような星回り。

『隠岐やいま木の芽をかこむ怒涛かな』(加藤楸邨)という句のごとし。島をとり囲んでは、激しく渦巻く潮の流れのように、四方からやってきてはみずからのうちでぶつかりあう感情のうねりに、あるいは作者は圧倒され、どうしていいか分からずにただ茫然としていたのかも知れません。

しかしそれでも、歴史と現在とをみずからの行動の中で結びつけつつ、それをあくまで自分事として捉えていく作者の姿勢は、現代の私たちにとっても一つの指針となるものであるはず。

あなたもまた、エモの渦のなかで自身の来し方行く末を占っていきたいところです。

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さそり座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

何に取り囲まれるべきか

今週のさそり座は、これまでいた‟世の中”から距離を置き、少しずつ離れていこうとするような星回り。

刺激が多すぎるのが当り前になった世の中に対して、アーティスト・作家のジェニー・オデルはFOMO(fear of missing out、取り残されることへの恐怖)の代わりに、NOMO(the necessity of missing out、取り残されることの必要性)について、それが難しければNOSMO(the necessity of sometimes missing out、時々でも取り残される必要性)について真剣に考えてみてはどうかと提案している。

というのも、ただ身体的に感じることのできる大地や空との直接的接触を通してのみ、私たちは周囲に無限に広がっている多次元的宇宙において自らの位置を確かめ、航海する術を学んでいくことができるからだ。

あなたもまた、自分の価値や尊厳を知らず知らずのうちに低下させているものの影響や戦略に、改めて自覚的になっていくべし。

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いて座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

偉大な跳躍を夢見て

今週のいて座は、社会や人間のつまらない狭隘さを精神の力で克服せんとしていくような星回り。

『永き日のにはとり柵を越えにけ』(芝不器男)という句のごとし。

作者は句歴4年、わずか26歳で夭逝してしまった人ですが、どこかでみずからの短命さをわかっていたのでしょう。そうであるがゆえに、ごく普通のなんでもない光景を捉えた句が、同時に絶対的な懐かしさを思い起させる「瞬間の中の永遠」たり得ているのだと思います。

あなたもまた、作者のようにみずからを有限性やせせこましさに閉じ込めんとする「柵」をのびやかに越えていくべし。

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やぎ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

悪の効用

今週のみずがめ座は、自分自身を殺すかもしれないものでなく、「間違いなく殺す」ものをこそ手放していこうとするような星回り。

トルーマン・カポーティの小説『ティファニーで朝食を』には、象徴的に「猫」が登場します。飼い主は、小説家志望の主人公の青年「僕」の真下の部屋に住むホリー・ゴライトリー。

ホリーのイノセントな魅力に「僕」はたまらなく惹かれていく一方で、彼女を「度し難いまやかし」に生きる「あさましい自己顕示欲の権化」であり、まっとうに生きるためにも二度と口をきくまいとするのですが、こうした葛藤は誰の中にもあるはず。

あなたもまた、何を残し何を捨て去るべきかについて、よく思いを巡らせていくべし。

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みずがめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

さりげない変化こそ一大事

今週のみずがめ座は、この世界の空気感の微妙な変化を嗅ぎつけていこうとするような星回り。

『大利根にほどけそめたる春の雲』(安東次男)という句のごとし。いよいよ待ちに待った春を味わおうと戸外に出かけ、とりあえず近くの利根川をめざした。心なしか水面から反射されてくる日差しも柔らかくなった気もしたが、それよりも作者にとっては川の上の雲の動きの方に、より春らしさを感じたのだろう。

この句の眼目であるほどけつつ、穏やかな温かさと湿り気の中に溶け去っていく雲の見られるような、どこか艶めかしくエロティックな空気感こそが、真の春の主役なのかも知れない。

あなたもまた、表面的な出来事や浮き沈みに一喜一憂するのでなく、もっとそこにわが身を浸したくなるような空気感をどこでなら感じられるかということに集中していくべし。

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うお座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

ここではないどこかへ

今週のうお座は、狂気に陥るきっかけと、ひょんなところで出会っていくor出会っていることに気づいていくような星回り。

サマセット・モームの小説『月と六ペンス』は、主人公である「私」がひょんなことから40過ぎの冴えない画家と出会うところから始まります。

一度触れてしまったら、もう後には戻れなくなる。そんな体験が人生には確かにある。そして、素晴らしい芸術というのは、そこに深く魅入られた天才たちの、他のすべてを犠牲にせんとするほどの努力によって初めて成り立つものなのではないでしょうか。

あなたもまた、自分がこれはと思ったことなら何でもあれ、そのために狂うことくらいなんでもないのだという、この著者や画家の腹の括り具合を見習っていきたいところです。

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