アイドル時代からその童顔さや可愛さで人気を集め、「フレッシュレモンになりたいの~」というキャッチコピーで知られる元NMB48の市川美織(30)。
2010年にAKB48の10期生として加入し、2013年4月からNMB48兼任、14年4月からNMB48に移籍した経歴を持つ。そんなアイドル街道まっしぐらだった市川も今年2月12日に誕生日を迎え、30歳になったことをXで報告した。
投稿を見たファンたちからは
《初めて見た時から全く印象が変わらない》
《本当に“奇跡の30歳”すぎる!》
と年齢に見合わぬ可愛さを賞賛するコメントで溢れた。そんな市川の最近の活動は、アイドル時代とは違ったジャンルにも拡大を続けていて、人気も可愛さも進化の真っ最中だ。
音楽活動も順調
音楽ジャンルでは、レトロ系アイドルユニット「FANCYLABO(ファンシーラボ)」を韓国人プロデューサー・Night Tempoと共に展開中。2023年にはシングルを3曲、アナログ盤1枚を発表している。
「プロデューサーのNight Tempoは、1980年代や昭和時代の名曲を現代風に再構築した楽曲が人気のアーティストです。『FANCYLABO(ファンシーラボ)』の最新作では、Z世代を中心にブームとなっている『Y2K』(2000年前後に一世を風靡したもののリバイバル)をテーマにした曲を発表しました。
若者のニーズをしっかりと掴んでいるのが分かります。さらに、夏フェスの代名詞である『SUMMER SONIC 2023』にも出演。ここまで活躍できているのは、自らの個性をうまく生かした結果ではないでしょうか」(音楽ライター)
アパレル販売や女優でも才能発揮
市川は音楽ジャンルだけではなく、ファッションのジャンルでも活躍中だ。自身でデザインしたオリジナルアパレルを販売。「身長148cm」という自らのミニマムサイズなスタイルや経験を活かし、“低身長でもかわいく着られる服が欲しい”という女性の悩みに応えたファッションを展開している。
女優としての活躍はとくに目覚ましく、最近は舞台にも積極的に出演中。人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台版では、主演のめんま役に抜擢されている。2022年に初舞台化されたが、2023年にも新たな台本・キャストで再度舞台化が決まると、初回公演で多くの支持を得た市川が主演を続投することとなった。
《市川美織のめんまは、声も見た目もすべてがドはまりだった》
《めんま役は市川美織しかいない!終始、大号泣でした》
と、役者としての評価だけでなく二次元キャラの再現度もかなり好評で、続投になった理由も頷ける。
「市川さんはめんま役にうってつけのビジュアルで、キャライメージにぴったりだと周囲からの評判も上々でした。元々、彼女は小学校時代にスカウトされたのをきっかけにモデルやお芝居の仕事をしていた経験もありました。NMB48卒業後は《女優をメインに活動していきたい》と公言し、実際に『あの花』のような期待値の高い舞台に出演する機会も増えています。今回のように主演続投となれば、女優としての評価はさらに上がっていくでしょう」(芸能ライター)
舞台『ロッカールームに眠る僕の知らない戦争』にも出演し、女優としての道を順調に駆け上がっている。元祖アイドル時代から大きく活動の幅を広げ、多方面に成長を続ける市川美織──今後の活躍から目が離せない。