電車に揺られて気持ちよく寝てしまい、ハッと目が覚めたときに青ざめた経験はあるだろうか。
東京都の40代前半の男性(営業/年収350万円)は、エンジニア職に就いていたとき、銀座で飲み会に参加。その帰りに、東銀座から都営浅草線に乗車するも寝過ごし、到着したのは、千葉県北西部に位置する白井だった。
「銀座での飲み会でしこたま飲んで、午後21時台の東銀座駅から下車する青砥駅に向かっていたのですが、座席が空いたため座りそのまま寝過ごしてしまい、気がついた時には白井駅に着き……」
持ち合わせがなく「カード利用不可のタクシーしか来ない」
都営浅草線は押上で京成押上線に、京成高砂で北総線に乗り入れている。東銀座から直通に乗ったら、乗り換えることなく50分ほどで白井に到着するというわけだ。
白井で降りた男性は、「上野方面に戻れる車両があるか」と駅員に確認した。白井から北総線に乗って京成高砂に戻り、そこから京成本線に乗り換えれば京成上野にたどり着ける。しかし、その時点で午後23時半を過ぎていたため、戻れなかったと男性は書いている。
「飲み会直後だったこともあり、現金の持ち合わせもなく、カードでタクシー帰りをしようと乗り場へ向かうも、カード利用不可のタクシーしか来ないことを告げられ、12月の寒空のなか、徒歩で青砥まで向かい、結局自宅に着いたのが午前3時半でした。翌日が休みだったので助かりましたが、死んだように眠ったのはいい思い出でした」
男性が、白井から歩いたのかは定かではない。ちなみに北総線・白井の現在の終電は、平日は午前0時2分だが、京成高砂の2駅前の矢切までしか行かないようだ。男性は投稿に書いていないが、矢切までは電車で行けたのだろうか。そうだとしても、寒空の下、青砥まで歩くのは相当しんどかっただろう。
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