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ホカが史上最も厚底のランニングシューズを発表 “どんなランナーにもふさわしいモデル”として開発

2024年03月01日 19:42  Fashionsnap.com

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新作の「スカーワード エックス(SKYWARD X)」

Image by: FASHIONSNAP
 「ホカ(HOKA)」が、新作ランニングシューズ「スカイワード エックス(SKYWARD X)」をプレス向けイベント「FLYLAB EXPERIENCE 」で発表した。4月15日からホカの各店舗で取り扱う。

 スカイワード エックスは、クッション性とスムーズな推進力を追求した最新モデルとして開発。2月に本格アスリート向けモデルとして発売された「シエロ エックス 1(CIELO X1)」に対し、週1回走る程度のランナーや、初心者向けのエントリーモデルとして位置付ける。リサイクルポリエステルを使用したフラットニットのアッパーに、反発性に優れた「SCF(スーパークリティカルフォーム)」 EVAや、安定性を高めるカーボンファイバープレートを採用した過去最高の厚さとなるミッドソールと、耐摩耗性に優れたラバーアウトソールを配した。ホワイトをベースに赤と青をあしらったメンズモデルと、同じくホワイトをベースに水色と黄色をあしらったウィメンズモデルの2型展開で、価格は税込3万5200円。
 ホカのマーチャンダイジングスペシャリストの大庭氏は、「シエロ エックス 1はトップレベルの記録を狙う選手に向けているが、スカイワードはどんなランナーにもふさわしいモデルとして『いかに楽に楽しく走っていただけるか』という点にフォーカスして開発した。用途は両極端だが、これらのシューズをホカの最新テクノロジーとして提供することで、さまざまなお客様に満足してもらえると思う」とコメントした。

 同イベントには、ホカを愛用しているスペシャルゲストとして、三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎とお笑い芸人のチョコレートプラネットが参加し、同ブランドのアンバサダーを務める柏原竜二とともにトークセッションを実施。チョコレートプラネット松尾は「ランニング界のレジェンド・歩走(ホラン)」に扮し、即興コントを披露した。

 一同は、スカイワード エックスを着用。山下は着用感について「クッション性はもちろんのこと、つま先に体重をかけることで前に進む推進力を感じました。普段のパフォーマンスでも使えそうです」とコメント。長田は「まず軽さにびっくりしました。体感はアポロチョコ2つ分くらいの軽さ」と笑いを誘い、「バネがついているかのように跳ねてどんどん前に進むので、走り出したくなりますね。昔からずっと履いているようなフィット感です」と話した。柏原氏は「細部にわたって色々なギミックが組み込まれているので、ぜひ履いて体感してほしいです」と、その場を締めくくった。
 また、ホカと契約しているマラソンの鎧坂哲哉選手と宮下隼人選手が、シエロ エックス 1を着用し登壇。シエロ エックス 1の着用感について、鎧塚選手は「最初に履いた時には、正直使いこなせるかどうか不安になるくらい新感覚の履き心地を実感しました。一発勝負で記録を伸ばしたい時に適したシューズだと思うので、まずは“友達”になれるよう、たくさん履いて慣れたいです」とコメント。宮下選手は「従来のシューズと比較して、クッション性が大きく増したように感じました。足への負担が少ないので、ハーフ以上の長距離のマラソンで大きな武器になるのではないかと思います。練習でも履いていますが、普段なら失速してしまう後半30キロ以降も、スピードの落ち込みを軽減することができました」とコメントした。