3月1日、三重県の鈴鹿サーキットで2024年のスーパーGT GT500クラスに参戦する15台が集ったGT500メーカーテストの2日目の走行が行われた。晴天に恵まれたものの風が強いなか行われたが、午前のセッション3でENEOS X PRIME GR Supraが1分43秒324を記録し、この日の最速に。午後はau TOM'S GR Supraが1分43秒613でトップタイムとなった。
晴れ間も出はじめ、風が強く路面コンディションが回復していくなか各車はテストメニューをこなしていったが、開始から1時間50分ほどというタイミングで、Niterra MOTUL Zがデグナーアウト側のグラベルにコースアウト。ストップを喫したため、このセッションで最初の赤旗が提示されることになった。さらに、開始から2時間10分というところでは、DENSO KOBELCO SARD GR Supraもデグナーでコースオフ。二度目の赤旗が出されている。ただ、2台ともクラッシュはなかった。
そんななか、セッション終盤には多くのチームがタイムアップ。最終的にセッション3のトップタイムは、福住仁嶺が1分43秒324を記録したENEOS X PRIME GR Supraとなった。2番手には初日トップタイムのau TOM'S GR Supraが山下健太の1分43秒528で2番手につけ、GRスープラ勢がワン・ツーを占めた。3番手には千代勝正がドライブしたMOTUL AUTECH Zが1分43秒539で続いている。
そんなセッション4は赤旗中断なく進んだが、初日のセッション1/2でトップタイムだったau TOM'S GR Supraが序盤に記録した1分43秒613が最速に。2番手には1分44秒035でModulo CIVIC TYPE R-GTが、3番手には1分44秒039でWedsSport ADVAN GR Supraがつけることになった。