旧友と久しぶりに会える同窓会。楽しみにする人も多いだろうが、なかには「容姿の変化」や「かつての友人との収入の違い」などを気にする人も少なくないだろう。
埼玉県に住む60代後半の男性(事務・管理/年収400万円)は、同窓会で嫌な思いをしたことがあるそう。(文:國伊レン)
「容姿変貌をしつこくなじる人がいました。60歳過ぎると髪も薄くなり禿げ上がることもあります。それをいちいちなじっていました」
子どもと収入の話もご法度「お子さんで苦労している方も多くいる」
同窓会が行われた当時、メンバーはみな60歳を過ぎていたというから、全員が様変わりしていたはずだ。頭髪の状態が変化するのも自然のことにもかかわらず、小ばかにされたら不愉快極まりないだろう。
「本人は私と親しかったのでいじってもよいという大きな錯覚ですね」
また、このほかに我が子に関する質問をしつこくされ、「子どもの比較」が行われたことも不快だったそうだ。
「幸いこちらは世間でいう名門高校から大学、大手企業就職でしたが。あまりいつまでも 聞かれても周囲もあり困ります。お子さんで苦労している方も多くいるかと思います」
と苦言を呈した男性。少し触れる程度であればまだしも、興味本位で深堀りされれば、いい気はしないだろう。
ほかにも「現在の給与」を聞いてくる人もいたそう。確かに気になるところではあるが、同窓会の席で他人と比較して優劣がつくような話題は避けた方がいいだろう。男性は、
「同窓会では下記はご法度です。現職状況、収入、子ども。差支えない話がよいです」
と結んだ。
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