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クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』特別映像到着。広島と長崎で試写会開催

2024年02月29日 19:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』の特別映像が到着した。

『第96回アカデミー賞®』作品賞、監督賞など最多13部門にノミネートされた同作は、第二次世界大戦下、アメリカの極秘プロジェクト「マンハッタン計画」に参加し、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話にもとづいて描いた作品。オッペンハイマー役をキリアン・マーフィーが演じたほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演している。3月29日公開。

ノーラン監督はIMAX®65ミリと65ミリラージフォーマットフィルムカメラを組み合わせた最高解像度の撮影を実践。また、同作のために開発された65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAX®モノクロ・アナログ撮影を実現した。

特別映像はキャストのコメントや、ノーラン監督がIMAX®カメラをのぞき込むメイキングシーンを盛り込んだもの。ルイス・ストローズ役を演じたロバート・ダウニー・Jr.が「ノーラン監督がやったことはすべてこれへの序曲だった」と述べ、オッペンハイマーの妻キティ役のエミリー・ブラントが「これは映画ではなく体験です」とコメントする様子、ノーラン監督が「オッペンハイマーの物語はこの世に存在する最も壮大な物語の1つだ」と語る姿が映し出されている。

3月中旬には特別試写会を広島と長崎で開催。ゲストを招いて観客と質疑応答を行なう。広島には元広島市長の平岡敬、詩人・絵本作家のアーサー・ビナード、映画監督・作家の森達也、長崎には長崎県被爆者手帳友の会会長の朝長万左男、政治学者の前嶋和弘が登壇。