アートプロジェクト『ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD』が開催されている。東京ミッドタウン、三井不動産、日本橋室町エリアマネジメントによる同プロジェクトは、若手アーティストに制作および発表の場を提供し、その成長支援とアートを介した街の新たな賑わいを創出するもの。限定的な期間、都市の隙間を空間メディアとして活用する「ソノ アイダ」とコラボレーションし、三井不動産が提供する「日本橋室町162ビル」1Fを会場に、7月28日までの期間、計6組のアーティストの成長を支援すると共に「社会」と「アート」の融合に挑戦する。参加アーティストは約2か月ごとの入れ替え制となり、各アーティストは期間中、「日本橋室町162ビル」に滞在して制作や作品展示、交流会を開催。それぞれの会期の終わりに成果展を行ない、「日本橋162ビル」を拠点とすることでどのような相互作用が生まれたのかを検証する。第1期は2月10日~3月31日まで。参加アーティストは、都市における人々の営みやメタボリズムを詩的感覚で捉えて制作する青沼優介、青沼優介とStudio POETIC CURIOSITYを共同主宰する三好賢聖、自身を内包させた鏡を他者に見せることをテーマに制作を行なう井村一登の3組となる。3月16日~3月31日に成果展が行なわれる。