宮月新原作、佐藤健太郎作画「ぼくらの夏が裂けていく」1巻が、本日2月29日に白泉社から発売された。
【試し読み】すれ違いざま「もし…かして……」「きづい……た…?」と声をかけてくる、暗がりに立つ不気味なマスクの女。気づく?いったい何に?「ぼくらの夏が裂けていく」は、コロナ対策の裏に隠された島の真実を描く離島サスペンスホラー。野球の強豪校に通うため島外に進学していた男子高校生・樹は、怪我をした妹のそばにいてやるため学校を中退し帰島する。島ではコロナ対策のためマスク着用が徹底されており、今どき大げさなと樹はマスクを外そうとするが強い反発にあう。マスクを外すことに異様なほど敏感な島の空気に不気味さを覚える樹。そんな中、自宅の近くで樹はマスクで顔を隠した「なにか」に出会う。同作はヤングアニマル(白泉社)で連載中。
(c)宮月新・佐藤健太郎/白泉社