2月29日、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権を運営する一般社団法人SFLアソシエーションは、2024年からスーパーフォーミュラ・ライツで使用されるコントロールタイヤについて、クムホタイヤを選定したと発表した。
スーパーフォーミュラ・ライツは2022年までヨコハマがコントロールタイヤを供給。2023年からはハンコックがコントロールタイヤを供給を開始していたが、3月に発生した韓国のハンコックタイヤ大田工場の大規模火災の影響で、急遽ヨコハマが緊急対応しタイヤ供給を支援。無事にシリーズが開催されていた。
2024年に向けてスーパーフォーミュラ・ライツでは、トヨタG16E-GTSエンジンをベースにトムスが開発した『TOM’S TGE33』エンジンを指定エンジンとして決定。ワンメイクエンジン化されるなど新たなスタートを切ることになるが、2024年からのコントロールタイヤについては厳正な選定作業の結果がJAFモータースポーツ部・レース部会で承認され、2024~2025年の2年間、その足元をクムホタイヤが担うことになった。
クムホはF3ユーロシリーズ等への供給実績があり、日本国内でも過去にスーパーGT GT300クラスに参戦した実績があるが、全日本F3選手権/スーパーフォーミュラ・ライツへのワンメイク供給は初となる。