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JR九州「BRTひこぼしライン」利用者5万人突破、中型バス1台追加へ

2024年02月28日 17:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR九州は28日、日田彦山線BRT「BRTひこぼしライン」の好調な利用状況を受けて、新たに中型ディーゼルバス車両1台を4月9日に追加すると発表した。昨年8月の開業以来、合計で5万人を超える利用があったという。


追加車両となる1台は、ノンステップ車両の中型ディーゼルバス(いすゞ自動車製「ERGAmio」定員56名、座席28席)に。車両色は「ひこぼしブラウン」カラーとし、「BRTひこぼしライン」沿線の歴史・文化・豊かな大地をイメージさせるとともに、日田彦山線(鉄道)のラインカラーでもあるブラウンをまとうことで、同じ日田彦山線としての一体感も表現している。



内装には、他の車両と同じく「ひこぼし」を散りばめたオリジナルデザインのシートモケットを外装と合わせた色合いで用意するほか、床材も明るく、ぬくもりのある木目調とした。「BRTひこぼしライン」の車両は、社内で建築業務を行っているメンバーを中心に、地域に愛されるデザインを考案しているとのこと。

追加車両は2024年3月末から試運転を開始し、4月9日の添田駅12時47分発、日田行の便から運行開始する予定。当日はJR九州バス添田支店長による出発合図が行われる。(木下健児)