職場で恋愛するのは本人たちの自由だが、出来れば内密にしてほしい。その関係性によっては、周囲で働く人が余計な気をつかうことになるからだ。「昔有名人気企業に所属しておりました」と語る40代後半の女性(東京都/事務・管理/年収800万円)は、当時の社内の様子をこう明かす。(文:長田コウ)
「男性上司はほぼ部下の女性に手を出しており、しかも上司と不倫することが昇進への近道でした。誰と誰が付き合っていたかという情報は出回ってはいたものの数も多すぎて把握しきれず」
「付き合っていることを同期に聞き驚愕」
今ならコンプライアンス的に問題になりそうだが、当時はそれを「職場恋愛」としたのだろう。そんなある日、女性は社員同士の職場恋愛を目の当たりにした。
事の発端は、「これから仕事」というときに、少し前に紹介された女性の先輩と話をしていたことだった。つまり、それほどよく知った間柄ではなかったようだ。そこへ、たまたま「直属の上司の代わりに業務を行っていた男性上司」が近くに来たため、3人で話し始めたが……。
「男性上司がその場に現れたため話の輪に入れたのですが、なんか様子がおかしい。女性は少し口数が減り、男性上司はどちらかというと辛口で厳しいタイプなのに、突然照れ始めなんかキモイ」
明らかにモジモジして様子のおかしい2人だったようだ。しかしこの後、納得ともいえる事実を耳にする。
「その2人が付き合っていることを同期に聞き驚愕」
女性は、そのことを知らなかったために後悔したことを綴った。
「そのときの話題が職場恋愛だったため、悪いことをしたというか、なんかモヤモヤしましたが謝るのも変ですよね。その後先輩も私も異動し忘れていきました」
※キャリコネニュースではアンケート「【募集】職場恋愛で大変な目にあった人」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/IPO39O3T