サントリーのジン『翠』のCMに平野紫耀が起用されたことが話題になっている。
「サントリーは、『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんを起用したリサイクルを訴える企業広告も作っています。赤西仁さんと錦戸亮さんのYouTubeともタイアップして、2月13日にはサントリーのノンアルコール飲料を紹介する動画が公開されました。サントリーは、積極的に旧ジャニーズ事務所を退所した“辞めジャニ”を起用しているんです」(スポーツ紙記者、以下同)
平野は、ほかの広告でも活躍している。
「平野さんは『イヴ・サンローラン』初のアジアアンバサダーに就任。『Number_i』として同ブランドが手がける香水とコラボすると、商品の品切れが続出。表参道店にはモニターに映し出された平野さんを見ようと行列ができて、それを見たイモトアヤコさんがラジオで“平野くんはスゴい!”と興奮していました」
辞めジャニが起用される背景には、知名度と話題性があるという。
「赤西さんは今春アパレルブランド『バナナ・リパブリック』のモデルに起用され、スーツやカジュアルスタイルの着こなしを披露しています。錦戸さんはTBS系のドラマ『不適切にもほどがある!』に出演。退所後初となる5年ぶりの地上波ドラマで話題になっています」
勢いのある辞めジャニの中でも、ひと際経済効果が大きいのが平野だ。
「平野さんの翠CMが2月10日に始まると、売り上げが急増して2倍以上に。日によっては3倍になった日もあります」(大手スーパー関係者)
サントリーは大阪の工場に55億円を投じて生産能力を拡大すると発表。平野起用の理由について問い合わせると、
平野の起用で「対前年比約230%」
「爽やかで透明感のあるキャラクターが、翠の清々しい味わい、気分をお伝えするのにぴったりだと感じています。親しみやすいキャラクターも、ジンというお酒を身近に感じさせてくれると期待します」
とのこと。反響と売れ行きについては、「平野さんのCMの効果だけでなく、総合的なマーケティングの結果」としながらも、
「『翠ジンソーダ缶』の出荷数は2月5日から18日までの2週間で、対前年比約230%と好調」だという。
“ブランドイメージに適したタレントを検討して起用している”とのことで、辞めジャニだから、というわけではないようだ。
「平野さんのアクリルスタンドと一緒に翠ジンソーダを撮影してSNSにアップしている人も目立ちます。実際に売り上げが増加しているわけですから、彼らを起用したくなるのは当然。辞めジャニのCMはもっと増えるのではないでしょうか」(広告代理店関係者)
すでにジャニーズ事務所はなくなったけど、タレントたちの輝きは消えない!