アサヒ飲料と東武鉄道は27日、アサヒ飲料の主要ブランドである「カルピス」をイメージした「りょうもう『カルピス』EXPRESS」を3月31日から約3年間、東武スカイツリーライン・伊勢崎線・桐生線で運行すると発表した。
館林エリアに群馬工場と「カルピス みらいのミュージアム」を「地域共創」の拠点として構え、地域と「つながる場」を構築することで地域貢献をめざすアサヒ飲料と、都心と群馬エリアを鉄道で結び「地域活性化を通じた沿線の持続的な発展」をめざす東武鉄道の「館林エリアを盛り上げ、魅力を伝えていきたい」という双方の思いが合致し、今回の特別コラボが実現したという。
「りょうもう『カルピス』EXPRESS」は200系1編成(6両編成)を使用し、「カルピス」をイメージした白と青を基調とする特別なラッピング車両に。約3年間にわたり、浅草~伊勢崎・赤城間で毎日運行(検査日等の一部を除く)する。
運行初日の3月31日、「りょうもう『カルピス』EXPRESS」で浅草駅から館林駅へ向かい、アサヒ飲料の群馬工場「カルピス みらいのミュージアム」を訪ねる特別ツアーを開催。3月6日以降、東武トップツアーズの各店舗とウェブサイト「東武旅倶楽部」にて、80名の参加者を募集する。代金は大人5,980円・こども5,480円。特典として記念乗車券と記念品を用意する。
その他、8時40分から浅草駅構内(改札内)で出発式を開催。「りょうもう『カルピス』EXPRESS」記念乗車券も販売される。記念乗車券の発売額は1,000円。浅草駅、北千住駅、東武動物公園駅、館林駅にて計1,000セットを発売する。(木下健児)