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東京国立博物館で日本美術の名品や約10種類の桜を楽しむ春の恒例企画が開催

2024年02月26日 10:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東京国立博物館(台東区上野公園)は3月12日~4月7日、春の恒例企画となる「博物館でお花見を」を実施する。


期間中、同館の各展示室にて絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品を展示するほか、庭園では開花時期の異なる約10種類の桜が楽しめる。



館内の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、様々な工芸作品が楽しめる。該当作品のキャプションには、桜マークがついているとのこと。



主な展示作品は、「桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)」や「犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)」「金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)」「振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(ふりそで そめわけちりめんじしだれざくらきくたんざくもよう)」など。一部作品は、同企画終了後も展示を行う。


庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど約10種類の桜が次々と開花。池の前にある腰掛石に座り、ゆったりと景色を楽しむ事もできるようになっている。


そのほか、桜イベントとしてボランティアによるガイドツアー・スライドトークや、桜をテーマにした同館所蔵作品のオリジナルぬりえ「春らんまん 桜ぬりえ」、「お花見ヨガ」、桜をテーマにした俳句を募集する「花見で一句」の実施も予定している。(フォルサ)