JR四国は、「トクトクきっぷ」の名称で販売しているお得なきっぷを一部見直すとともに、「e5489専用 指定席往復トク割きっぷ」を新たに発売すると発表した。
新規発売の「e5489専用 指定席往復トク割きっぷ」は、高松~松山間と高松~高知間を特急列車で往復する際、普通車指定席をお得に利用できるきっぷで、4日間有効。JR西日本ネット予約「e5489」のみで販売され、高松~松山間は8,400円、高松~高知間は7,000円となる。
3月1日から販売開始し、4月1日から利用可能。販売期間は2025年3月31日まで、利用期間は2025年4月3日までとなっている。利用開始日1カ月前の10時から当日まで販売する。指定席も事前に予約できる。乗車前にJR四国の駅の指定席券売機等できっぷを受け取る必要がある。
その他、「トクトクきっぷ」のうち「指定席Sきっぷ」と「週末自由席早トクきっぷ」は内容を見直す。四国内のおもな区間の特急列車普通車指定席にお得に往復乗車できる「指定席Sきっぷ」は、 4月1日利用開始分から利用区間を従来の5区間から19区間に拡大。従来区間を値下げする。あわせて「e5489」で予約・購入できるようにする。
土休日が利用開始日となる場合に、高松~徳島間の往復特急列車普通車自由席がお得に利用できる「週末自由席早トクきっぷ」は、4月6日利用開始分からチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」で購入できるようにする。同アプリで購入した場合、紙のきっぷが受取り不要となり、スマホ画面の提示でスピーディーに乗車できる。(佐々木康弘)