[caption id="attachment_227219" align="alignnone" width="582"] NASAが行った振動プラットフォームによる治療の様子。Chan et al., 2013. The potential benefits and inherent risks of vibration as a non-drug therapy for the prevention and treatment of osteoporosis. Curr Osteoporos Rep 11: p. 36-44.[/caption]Yecies:当社の創業者が※2が振動するベルトという着想を得たのは、NASAの研究と技術からです。長期間無重力空間で過ごす宇宙飛行士たちも骨密度に問題を抱えていたので、NASAが全身に与える振動の研究をしたのです。振動する床の上に立つという治療法で骨密度の改善が確認されたことから、それを日常生活でより利用しやすいベルトという形に落とし込み、誕生したのがOsteoboostでした。
骨密度アップだけでなく転倒防止が骨折回避のカギ――骨粗しょう症有病率が世界最高ということは、日本は巨大なマーケットですよね。
[caption id="attachment_227312" align="alignleft" width="245"] BHT公式サイトより引用[/caption] Laura Yeciesさんプロフィール:Bone Health Technology社CEO、MBA、MSFS、起業家。Check Point、Netscape、Yahooなどで複数ブランドを主導。ハーバード大学ビジネススクールにてMBA、ジョージタウン大学の国際関係学部であるエドモンド A. ウォルシュ外交大学院(SFS)にてMSFS、ダートマス大学にてABを取得。医者一族に生まれ、ヘルスケアが身近な環境で育つ。SyncThink社(脳震とうを診断する頭部装着型のアイトラッキングデバイス「EYE-SYNC」を開発)社CEOやAkili Interactive社(希少疾患のゲノム解析向けの最先端の AI ソフトウェアなどFDA認証のデジタル治療技術を開発)相談役など、ヘルスケア分野での実績多数。他にCatch (Appleに売却)、 SugarSync (J2に売却)のCEOを経験した。