「ワイルドなプロレス界で育ったやんちゃ坊主の俺は、『ネイチャー・ボーイ』ことリック・フレアーに心酔していた。彼は俺のヒーローの一人だった」 「プロレス界に入り、アメリカ中のアリーナで自分の汗と血を流し始めてからは、リックへの崇拝は、大きな敬意に変わった」 「なぜなら、プロレス界を実際に揺るがし、大きな変革をもたらすことは非常に稀でほぼ不可能だということに気づいたからだ。リック・フレアーがやり遂げたのは、まさしくそれだ」 「彼には、史上最高になろうという止むことのない情熱があった。しかしGOAT(Greatest Of All Time/史上最高)の地位を達成することで、彼は全てを犠牲にし、重い代償を払った」 「そしてそのストーリーを語り継ぐために生きてきた。リックとは8歳の時からの知り合いで、彼と俺の親父ロッキー“ソウルマン”ジョンソンがNWA(全米レスリング同盟)でレスリングをしていた。このプロジェクトは俺や(ドウェインの製作会社)セブンバックス・プロダクションズ、ケヴィン・ミッシャー・フィルムズの我々にとって個人的なものだ。彼の信じられないストーリーを語ることが待ちきれない」