年齢が近い友人どうしでは結婚・出産の時期が重なることも珍しくない。だが、いろんな立場の人がいるLINEのグループ内で、それを無邪気に話すのは危険かもしれない。
40代女性(岐阜県/企画・マーケティング・経営・管理職/年収100万円)は、独身1人を含む7人のLINEグループに入っていたが、友人の些細なひとことが嫌になり、絶縁することにしたという。どのようなやりとりがあったのだろう。(文:林加奈)
「グループ全員じゃないのに『みんな』という言葉を使う彼女」
当時、女性は「なかなか妊娠できずタイミング法を試している時期」だった。そんな折、
「立て続けにそのグループ内で妊娠報告され、ちょっと嫌な気持ちになっていました」
と不快な出来事を振り返る。
「そんなときに一番腹が立ったのが『みんな同級生だね』と一人の子が言ったことです。『みんな』ではありません。もちろん、他になんて言えばよかったの?と聞かれると思いつきませんが、グループ全員じゃないのに『みんな』という言葉を使う彼女、しかも妊娠というデリケートな話題に対して、気遣いがないように思いました」
その友人の言う「みんな」の範囲は、もちろん妊娠した友人たちのことだ。不妊に悩む女性や独身の友人は含まれていない。悪気はないのだろうが、配慮に欠けると思われても仕方ないのかもしれない。
女性はもともと「彼女の言動には疑問を抱いたことが何度もあった」ことから、これを機に彼女とは関わりを持たないことにしたという。
「これ以来、グループ通話をしようと言われても、その子がいるのなら適当に断っています」
と、同じグループ内にいてもその友人とは決別したことを明かした。
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG