沖縄県の50代前半の女性(医療・福祉・介護/年収100万円)は、長年大切にしてきた友人から急に酷いことを言われるようになり、やむを得ず「縁を切ることにしました」と明かす。
「彼女の変貌に気づいたのは、一緒に短期の仕事をしたときでした。話しかけても無愛想な返事ばかりが3日も続きました」
そんなある日、友人から電話があり、突然荒々しい口調で「仕事の異動をお願いされたみたいだけど、いつもサボってるあんたにできるわけ?」など、まくし立てるようにいろいろ言われた。どうやら異動をやっかまれたようだ。
なぜ友人は女性に心ない言葉を投げつけたのか。女性は友人と絶縁に至るまでの一部始終を書き出した。(文:福岡ちはや)
最後に必ず「旦那がいるくせに」と捨てゼリフ
女性いわく、その友人は高校時代の同級生で、卒業後はときどき連絡を取るだけの間柄だった。しかし、引っ越しで飼えなくなった友人の愛猫を女性が預かって以来、2人は毎日電話やメールをする仲になったそうだ。女性は友人を好意的に思っていたようで、
「お誕生日やクリスマスも家に招待しホームパーティを開いたりと、だんだん親しくなっていきました。同じ看護師という職業でもあり、悩みごとなども安心して話してました」
と振り返った。それだけに、電話で酷いことを言われたときのショックは大きかったのだろう、女性は「私は驚き、ただただ涙が出て聞いてるだけでした」と書いている。
「そのときは携帯をスピーカーにしてたので、私の旦那が仲を取り持ってくれ、相手は『もう二度と傷つけないから』と約束してくれました。しばらくは(友人は)前と同じように戻りましたが、また豹変し、感情をぶつけるような一方的な言動が繰り返され……」
友人は最後に必ず「旦那がいるくせに」と捨てゼリフを吐いていたため、女性は友人が自分につらくあたる理由を「やっかみでしょうか?」と推測する。
「彼女は内向的で、同窓会や飲み会に誘ってもいつも断られます。(中略)私は彼女と違い、仕事もお友達付き合いも積極的なほうと思います。なにごとにも楽しもうと挑戦してみるタイプです」
と性格が真逆の2人。女性の言うとおり、友人はうらやましさのあまり、女性と仲良くするのがつらくなったのかもしれない。女性は友人を心配してメールを送ったが、未読のまま放置されてしまったため、
「察するに、(友人は自分のことを)拒否してるのではないかと思われます。誰か彼女の支えになる人が見つかるよう願ってます」
と投稿をくくっていた。
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