レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、2024年F1プレシーズンテスト初日2月21日に、午前も午後もトップに立ち、順調なスタートを切った。
2番手のランド・ノリス(マクラーレン)に1.140秒の差をつけてトップタイムを記録したうえに、大きなトラブルなくさまざまな走行プログラムをこなし、フェルスタッペンはRB20で2レース分以上に当たる143周を走りこんだ。
「またF1マシンに乗ることができてうれしい。今日は走っていて楽しかった。多くの周回を重ね、マシンについてたくさんのことを試した。それは重要なことだ。全体的にうまくいったと思うから満足だよ」とフェルスタッペンはコメントした。
「冬休みが終わった後の最初の数周はいつも少し驚くけれど、すぐに慣れて調子を取り戻す」
「全体的にマシンの反応は良く、テストとしては、良い一日を過ごすことができた。明日に向けて、エンジニアたちとプランについて話し合っているところだ。午後にまたマシンに乗るのが楽しみだ」
レースエンジニアリング責任者のジャンピエロ・ランビアーゼは、順調な初日を過ごし、残り2日間のテストに向けてよいベースができたと語った。
「今年のウインターブレイクはとても短かったが、それでもマシンに非常に多くの作業量が費やされ、それは例年どおり印象的だった」
「比較的新しいマシンに関していくつか未知の部分を抱えた状態でバーレーンにやってきた。初日には、基本的な項目のほとんどをテストし、必要な答えを得た。テスト2日目と3日目に引き継ぐしっかりとした基盤ができた。明日朝はチェコ(セルジオ・ペレス)がマシンに乗ることになっている」