上司であれば、部下が尊敬できる姿を見せてほしいものだ。「やばい上司」をテーマにしたエピソードの募集に、青森県の30代前半の男性(事務・管理/年収400万円)は、「もう退職していますが、新卒で入社した学習塾に勤めていた時の話です」と体験談を明かす。
男性が授業の準備をしていると、塾の校舎長がとつぜん教室に入ってきて信じられない言葉を言い放ったというのだ。(文:谷城ヤエ)
「解かせる時間なんて要らねぇからさっさと解説入れ」
それは「冬期講習中」の出来事だった。男性はこう振り返る。
「中1と中2は演習問題を解いてもらい、その後解説をするという講座を進めていました」
欠席者にも授業をリモートで繋げるためか、「欠席者用のカメラを準備していた」という男性。受講する生徒たちはすでに教室にいたようだ。すると
「急に校舎長が教室のドアを開け、『解かせる時間なんて要らねぇからさっさと解説入れ』と怒鳴ってきました」
という。これから授業を受ける生徒のやる気に水を差すような出来事だ。
「ここの講座そういう進め方じゃないし、あなたは基本雑談ばっかしてるだろって思いつつ、その場にいた生徒達も文句タラタラでした」
結局予定していた進め方はできなかったようで、生徒たちにまで呆れられてしまう始末。男性も
「校舎長としても、人としても、生徒達がいる前で怒鳴り散らすのは人としてあり得ませんでした」
と綴った。生徒のことを考えても、校舎長の行動が適切ではなかったことは明らかだろう。
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