採用面接のあとは合否がはっきりしないと別の求人へも動きづらい。どちらともはっきりしないで長期間放置するのは、応募者に対してあまりにも不誠実な対応だろう。
「派遣社員で働いていたときですがやはり正社員になりたいと思い働きながら求職活動をしていた時のことです」
と話すのは、新潟県に住む40代前半の女性（サービス・販売・外食／派遣社員／年収200万円）。
「近所の建設会社で事務員募集という貼り紙が会社入口に貼ってあったのでダメもとで電話してみました。そしたら違う部署が募集しているのでそちらでもいいか？とのこと」
女性は「採用試験と面接」を受けたというが……。（文：谷城ヤエ）
「産休のひとの代わりに入社してほしい」と言われたが…
それから一週間以上経っても合否の連絡は無かった。女性が会社に連絡してみたところ
「産休のひとの代わりに入社してほしいが、いまバタバタしているのでしばらく待ってほしい」
という返答だった。つまり合格ではあるしい。しかし、それから連絡がこなくなったという。
「不採用ならハッキリ伝えればいいのに宙ぶらりん状態。ハローワークなどしっかりしたところの求人募集が1番しっかりしてるなと思う出来事でした」
と教訓をぼやく。Webサイトの求人情報が全盛のいま、「社員募集」の貼り紙で応募するのはなかなか思い切った行動だ。ただ、こんな雑な対応をされたのは、仲介者がいないためだろうか。
またはいい加減な零細企業かと思いきや、そうではないらしく
「ちなみにその会社は私の住んでる地域では比較的名が知れていて大きな会社だったのでガッカリしました」
とやるせない思いを綴った。
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
