Text by CINRA編集部
クリエイティブスクール「Re:DESIGN SCHOOL 専門学校を再デザインする」が5月27日に東急プラザ原宿「ハラカド」3Fに開校。受講生の募集がスタートした。
アートディレクター・千原徹也(れもんらいふ)が学長を務める「Re:DESIGN SCHOOL 専門学校を再デザインする」。れもんらいふや博報堂ケトルがオフィスを構える同フロアで半年間、クリエイティブの技術やカルチャーを教える。第1期は5月27日から11月上旬まで。
クラスはプレゼンテーション技術やネットワーキングに重点を置き、実践の中で仕事を共にこなす「プロフェッショナルクラス」、「グラフィックデザイン」「DTM/DJ」「映像編集」「UI/UXデザイン」「CG/VFX」を学ぶ5つの「専門クラス」、次世代のクリエイターを育成する「中二病クラス」。月に1、2回、アーティストやタレント、クリエイター、経営者による特別講義も行なわれる。
応募資格の条件はなく、未経験者も可。3月に説明会が行なわれる。またキャリアパートナーとしてクリーク・アンド・リバー社が参加し、就職先の紹介や相談などサポートも整っているという。
講師は千原徹也、南俊輔(博報堂ケトル)、小杉幸一(onehappy)、北沢直樹、パパ:髙山晃平、ヤマモトショウ、宮野弦士、奥田啓太(ぶんちん)、塚原元彦(doors)、黒木主唯(SHUI DESIGN STUDIO、Free Standard、moreTOKYO)、滝沢将也、高橋悠、涌井嶺(VeAble)、フジモトタカシら。特別講師は小橋賢児、金泉俊輔(NewsPicks Studios)、テリー伊藤、森田哲矢(さらば青春の光)、MEGUMI、三谷三四郎が担当する。
詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。
講師陣
【千原徹也のコメント】
原宿は憧れの場所でした。90年代、渋谷原宿は、ファッション+音楽+デザインと、東京カルチャーが世界を席巻していました。それから30年、新しいメディア、インターネット、YouTubeやTikTokなどが登場し、街の存在意義のすべてが様変わりしました。今回、東急プラザ原宿「ハラカド」がオープンすることを聞きつけ、この場所をもう一度、東京カルチャーの拠点、憧れの場所にできないか?と考えました。
今、AIやマーケティングで、クリエイターの存在価値を考え直す時期に来ていると思います。これまでのデザインの教育では難しい時代になります。これからは、AIでは思いつかないアイデアを生み出せるクリエイターが必要です。新しい、無二のクリエイターをつくって行くには、その環境とプロの経験、仲間が必要です。
Re:DESIGN SCHOOLは、東急プラザ原宿「ハラカド」というクリエイターが集う環境で、プロが教えるという全く新しい学校です。学校であり、学校ではない。教わるだけでなく、プロと一緒に面白いことを組み上げ、実行していく(現)場です。DX(デジタルトランスフォーメーション)の次に来るのは私たち、クリエイターの力、CX(カルチャートランスフォーメーション)の時代。その「世界」を創るには、みなさんの新しい感性が必要です。
みなさんとの出会いを楽しみにしています!
【東急不動産のコメント】
1960年代の原宿・神宮前交差点では、様々なクリエイターたちが「原宿セントラルアパート」に集い、新しい文化を創造・発信していました。2024年春に開業予定の東急プラザ原宿「ハラカド」では、かつての文化創造・発信の機能を継承し、さらに発展させていきます。また、東急プラザ原宿「ハラカド」3階で当社がめざすのは、クリエイターズプラットフォームです。クリエイティブマインドを持つ個人や企業が集い、世界に向けた文化創造・発信機能を実装します。
【テリー伊藤のコメント】
勝利の方程式は自らの中にあります♪
あなたの中で眠る才能をみつけませんか!
意外と自分ではわからないもの。
講師と接し自己開拓してください。
そして、いつの日か日本を動かすクリエイターになり、世界中を驚かせてみては!
きっと楽しいですよ!