2月18日、神奈川県横浜市港北区新吉田町のアネスト岩田本社敷地で、2023年に続いて地域向けイベント『BLUE LINK FES.』が開催され、このイベント内でスーパーGT GT300クラスに参戦するANEST IWATA Racing with Arnageの2024年参戦体制、マシンカラーリングがお披露目された。
この『BLUE LINK FES.』は、横浜市港北区に本社を構え、コンプレッサや真空機器などさまざまな産業機器を手がけるメーカーであるアネスト岩田が『本社敷地を公園や空き地のように、新しい遊び場として地域の方に開放したい』という想いから始まったお祭りだ。
そんな『BLUE LINK FES.』でも注目のイベントと言えたのが、ANEST IWATA Racing with Arnageの2024年参戦体制発表だ。2023年にも行われた体制発表だが、前年のイベントをさらにブラッシュアップ。工場内からANEST IWATA Racing RC F GT3がイゴール・オオムラ・フラガのドライブで白煙を上げながら登場すると、ファンからは大きな歓声が上がった。
2024年はオオムラ・フラガと古谷悠河のコンビで参戦するANEST IWATA Racing RC F GT3だが、グランツーリスモを手がけるポリフォニーデジタルが今年もデザインを担当。ブルー、そしてブラックの基調は変わらないが、シルバーやラインが変化しており、昨年よりもシャープさを増した印象となった。「チームも煮詰められていますが、それがカラーリングにも表れていると思います(笑)」とオオムラ・フラガ。
そんなANEST IWATA Racing with Arnageの今年の目標は、ズバリ2023年以上の結果だ。「2023年は初めてGT300に挑戦し、SUGOでの7位が最高位、年間では17位という順位となりましたが、まだまだ上を目指さなければならないと思っています」と語ったのは、チームの武田克己総監督だ。
イベントには、2024年からアネスト岩田が欧州法人を通じてサポートすることになった自転車ロードレースのJCL TEAM UKYOの片山右京代表も登場。ANEST IWATA Racing RC F GT3の新たな勇姿とともにファンを驚かせた。『BLUE LINK FES.』を訪れたファンの熱い気持ちとともに、ANEST IWATA Racing with Arnageは2024年のジャンプアップを狙っていく。