F1直系のテクノロジーを採用した駆動システムに、最高出力476PS(350kW)のパワフルな直列4気筒エンジンとプラグインハイブリッド(PHEV)を組み合わせ、システム出力680PS(500kW)を発揮する『メルセデスAMG GLC 63S E PERFORMANCE』と、同じくF1由来のエレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーとBSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)を搭載した『メルセデスAMG GLC 43 4MATIC』の両モデルが、2月15日より発売開始となっている。
ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリルに、ベースモデルより全長を30mm伸ばした『63S E PERFORMANCE』は、フロントフェンダーに入れられた専用の“TURBO E PERFORMANCE”エンブレムや21インチAMGアルミホイールなど、エクステリアからもそのパフォーマンスを訴え掛ける。
■装備面でも新型車ならではの機能を搭載
そんな『63S E PERFORMANCE』と同じく、こちらも「One man, One engine」の主義に従い、熟練のマイスターが手作業で丹念に組み上げる直列4気筒直噴ターボの“M139”を搭載した『43 4MATIC』は、メルセデスのF1活動において長年採用して実績を上げているシステムを直接のベースとするエレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーなどにより、最高出力421PS(310kW)、最大トルク500Nmを発生。車載の48V電動系を採用し、タービンの軸に直接一体化されたモーターで電子制御することで、つねに最適なブースト圧を維持することが可能となっている。