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新生イッタラが始動、新コレクション「イッタラ プレイ」を発売

2024年02月14日 16:52  Fashionsnap.com

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新コレクション「イッタラ プレイ」

Image by: イッタラ
 フィンランドのデザインブランド「イッタラ(Iittala)」が、新たなブランディングのもとで始動した。クリエイティブディレクターにヤンニ・ヴェプサライネン(JANNI VEPSÄLÄINEN)を迎え、同氏による初のコレクション「イッタラ プレイ(Iittala PLAY)」を製作。3月から7月の間にイッタラの直営店と公式オンラインストアで先行販売する。また、新体制に合わせてロゴも刷新した。

 イッタラは、1881年にフィンランド南部で創業したガラスアイテムを主に取り扱うデザインブランド。今回のリニューアルは、「デザイン性と伝統的な職人の技術を守りながら、芸術性を今まで以上に前進させていくことを目指す」ものだと位置付けている。新たなロゴは、グラフィックデザイナーのアレクシ・タンミ(Aleksi Tammi)とタイポグラファーのヨーラン・セーデルストロム(Göran Söderström)が生み出した新たなフォント「Aino」を使用。イッタラのクリエイティブ・ヴィジョンや価値観、ブランド・ポジションに沿ったデザインを創り出し、クラフトマンシップと革新的なブランドの本質を表現したという。

 新クリエイティブディレクターのヤンニ・ヴェプサライネンは、フィンランド出身。「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」、「シモーン・ロシャ(Simone Rocha)」、「ザ・ロウ(THE ROW)」などのブランドで経験を積み「JW アンダーソン(JW Anderson)」ではシニア・ニットウェア・デザイナーを務めた。これまでに優秀ニットウェアコレクションに送られるロロピアーナ賞やアメリカのファッションデザイナー協議会で表彰されるなど数々の賞を受賞している。
 同氏による新たなコレクション「イッタラ プレイ」は、フィンランドの建築家アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)の「いつも遊び心を "Don't forget to play"」をテーマに製作。ガラスアイテムや磁器、テキスタイルアイテム、キャンドルを明るいイエローやグリーン、ピンク、ライラックといったパステルトーンの色で展開する。磁器は「ボウル(9~19cm)」(2750~6050円)や「ディーププレート 22cm」(5280円)、ガラスアイテムは「ベース 180mm」(2万2000円)や「デコレーティブボウル 90mm」(1万1000円)、テキスタイルアイテムは「テーブルクロス」(3万3000円)や「クッションカバー」(1万6500円)、キャンドルは「キャンドル ラウンド」(8030円)や「キャンドル オーバル」(9900円/いずれも税込)などをそれぞれラインナップする。

◾️イッタラ:公式オンラインストア