自分の知らないところで、好きな人と友人がメールのやりとりをしていたら良い気持ちはしないだろう。神奈川県の50代前半の女性(医療・福祉・介護/年収400万円)は30代を振り返り、当時思いを寄せていた男性とこっそりメールしていた親友に失望した話を打ち明ける。(文:福岡ちはや)
「2人でメールのやりとりをしていたようです。その途中にBが私に誤送信したみたいで」
シングルマザーの女性は子どもを育てながら、30代で専門学校に入学した。そこで仲良くなったのが、高校卒業後に入学してきたA子だった。年齢は離れていたが、何度も一緒に遊ぶうちに、女性はA子を親友だと思うようになったという。我が子がA子に懐いていたことも、女性がA子を信頼する大きな理由になっていたかもしれない。
あるとき女性は、A子と共通の知り合いの男性Bを好きになった。A子にいろいろと相談していた女性は、「A子は笑顔で話を聞いてくれてました」と懐かしむ。しかし残念ながら、女性が抱いたBへの恋心が実ることはなかった。
「Bは少し精神的に病んでるところがあることもあり、私の気持ちを知っていながら、あるときの私の言葉で私を嫌いになったようです。詳しくは私もわかりませんが、Bにとって関わりを持ちたくないほどみたいでした」
女性はBに嫌われたことに気付かず、A子と出かける予定の日に「A子と出かけるんだ」とBにメールを送った。Bから返信はなかったが、女性はその日「今ここー」など逐一メールを送り続けたそうだ。
「すると突然Bから『あの人からメールが来た!返事してないけどねー』と、笑いの顔文字付きでメールが来たのです。A子もBに私と出かけるとメールし、2人でメールのやりとりをしていたようです。その途中にBが私に誤送信したみたいで。A子に問いただしたところ、(A子は)『Bとメールなんてしてないよ』と水をがぶ飲みしながら言いました」
A子が嘘をついているのは、不自然な挙動からして明らかだ。女性はBにも誤送信を指摘したが、「相変わらず無反応で一気に冷めました」と憤る。
「誤送信の詫びもなく、2人で私をバカにしていると思い、A子にも失望し、一緒にいるにもかかわらずその日は(A子と)口を聞かず1日を終えました」
A子はどんな気持ちでBとメールしていたのだろうか。A子がBとともに女性をバカにしていたとは限らないが、真相はわからないままだ。
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