レッドブル・レーシングが2月13日、イギリス・シルバーストンで2024年型F1マシン『RB20』のシェイクダウンを行ったようだ。
新車発表会を15日に実施するレッドブルは、その2日前に、マックス・フェルスタッペンにより、『RB20』をコースデビューさせたといわれている。この走行は非公開で行われ、レッドブルはこれに関する情報を一切出していないが、チームはPR目的として規則で認められているフィルミングデーを利用して200kmの走行を行ったものと考えられている。
チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイは、最近、レッドブルのポッドキャストにおいて、『RB20』について「我々のマシンは、2022年型の第三の進化型といっていいだろう」と語った。
「第三の進化が保守的すぎるのか、他のチームが異なることをしてくるのか、それは分からない」
昨年レッドブルは、ドライバータイトルをフェルスタッペンにより3年連続、コンストラクターズは2年連続で獲得した。
最近ではチーム代表クリスチャン・ホーナーが、従業員に対する“不適切な行為”で告発され、レッドブル本社がそれに関する調査を行っている。ホーナーはチーム代表の仕事を今までどおり続けており、『RB20』のシェイクダウンにも立ち会ったと言われている。