こうした課題を背景に、ガーナのグレーター・アクラを拠点に置くminoHealth AI labsは、AIを駆使したテクノロジーを通じて質の高い医療を提供。すべての人が質の高い手頃な価格の医療にアクセスできるように支援している。
ガーナの医療テック企業minoHealth AI labs[caption id="attachment_226552" align="aligncenter" width="800"] minoHealth AI labs 公式サイトより引用[/caption]minoHealth AI labsは、2018年に設立されたガーナの医療テック企業。AI、データサイエンス、バイオメディカル・サイエンスを通じて、医療診断、予後予測、予測を自動化するソリューションを提供している。
同氏は、国連国際電気通信連合(ITU)の放射線医学用AIに関するトピックグループ、および世界保健機関(WHO)の「健康のためのAI」フォーカスグループ(FG-AI4H)の議長を務めている。
「放射線学用AI」「感染症AI」を開発そんなDarlington Akogo氏が設立したminoHealth AI labsの主な事業としてあげられるのが、「放射線学用AI」「感染症AI」の開発である。
[caption id="attachment_226551" align="aligncenter" width="800"] minoHealth AI labs 公式サイトより引用[/caption]minoHealth AI labsのAIシステムでは症状を診断・予測することが可能。AIフォームに記入・患者の医療画像と情報を記入すると、医療画像が解析され、診断結果が表示されるという仕組みだ。
[caption id="attachment_226553" align="aligncenter" width="800"] minoHealth AI labs 公式サイトより引用[/caption]診断は1分以内に可能。スピーディーな診断だけでなく、誰もが利用できるような手軽な価格帯も魅力だろう。なお、現在minoHealth AI labsはAIソリューションのテストと改善を行っている。
放射線医学・ヘルスケア用の大規模言語モデルを構築minoHealth AI labsはビル&メリンダ・ゲイツ財団から助成金を受けて、放射線医学とヘルスケア用のマルチモーダル大規模言語モデルである「minoChat」を構築している。