結木万紀子が月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載している「地獄の三十路録」の単行本1巻が、本日2月9日に発売された。
おばあちゃんなんて、いなくなればいい?ボケた祖母と孫を中心に綴られる「姨捨星」「地獄の三十路録」は名門私大卒、大手企業勤務の椚木泉が主人公。受験も就活も自分の力で勝ち取るために努力し、就職してからは必死で仕事に打ち込んできた椚木は、これまで恋愛とは無縁で、彼氏ができたことがないままアラサーを迎えていた。そんなある日、“天敵”の同級生・八熊ありさに「椚木ちゃんって まだ処女なの?」と問われ、一念発起して……。男嫌いの処女と腹黒あざと女子による“ドタバタ恋愛模索道”が描かれる。
なお本日、結木の短編集「姨捨星 結木万紀子作品集」も同時発売になった。表題作「姨捨星」に登場するのは、ボケてしまった祖母と一緒に暮らし始めてから、ギクシャクしている一家。物語はおばあちゃんが突然「もうすぐUFOが迎えにくる」と言う場面から幕を開ける。そのほか全5編が、短篇を計232ページの大ボリュームで収録された。