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「スラダン」エランドール賞特別賞に仲村宗悟「何年も思いを紡いで作ってくださった」

2024年02月08日 23:33  コミックナタリー

コミックナタリー

仲村宗悟
2024年エランドール賞の授賞式が本日2月8日に東京・京王プラザホテルで開催された。授賞式には、特別賞を受賞した映画「THE FIRST SLAMDUNK」より、東映アニメーションの松井俊之プロデューサー、宮城リョータ役の仲村宗悟、同じく特別賞を受賞した劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」より、小学館・近藤秀峰氏、讀賣テレビ放送・汐口武史氏、トムス・エンタテインメントの岡田悠平プロデューサー、江戸川コナンが登壇した。

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1956年にスタートし、優れた映画やテレビ作品のキャストやプロデューサーを表彰するエランドール賞。今回の「THE FIRST SLAMDUNK」の特別賞は、海を越えて大ヒットしたその企画・制作力を称えて贈られたもの。「THE FIRST SLAMDUNK」Film Partnersを代表し、挨拶をした松井プロデューサーは「制作スタッフ、演出部、キャスト、音楽アーティストの皆さんは本当にプロフェッショナルでありながら、『もっと上があるんじゃないか』ということを繰り返して積み上げてくださったおかげで、ここまでやってこられました。そういうなかで完成した作品なので、ここまで伝わったのではないかなと思います」と喜びを噛みしめる。お祝いのゲストとして駆け付けた仲村は、「この作品は、井上雄彦監督をはじめ、スタッフの方々が何年も思いを紡いで作ってくださった作品です。そんな、僕の人生を変えてくれた『THE FIRST SLAMDUNK』がこのようなすばらしい賞を受賞し、本当に僕自身すごくうれしく思います。この度は本当におめでとうございました」と思いを伝え、花束を受け取った。

劇場版「名探偵コナン」シリーズ最高の興行成績を記録し、2023年の東宝配給作品のトップとなった「名探偵コナン 黒鉄の魚影」。制作チームのたゆまぬ努力を称え、特別賞受賞に輝いた。岡田プロデューサーは「私が小学生の頃に、原作が始まり『名探偵コナン』に夢中になり、大人になってプロデューサーとして携わり、このような場所で挨拶しているのは感慨深いものがあります」と挨拶し、今後の作品への意気込みを語る。コナンは同役を務める高山みなみの声で、「このたびの特別賞、僕もとってもうれしいです。『黒鉄の魚影』は劇場版の26作品目になりますが、これからもファンの皆さんに楽しんでいただける作品をがんばって一緒に作っていきましょうね!」と述べ、最後はおなじみの言葉「真実はいつもひとつ!」で締めくくった。

■ 2024年エランドール賞 受賞作品・受賞者
□ プロデューサー賞
映画
川村元気、山田兼司「怪物」

テレビ
飯田和孝「VIVANT」

□ プロデューサー奨励賞
映画
小林三四郎、井上淳一、片嶋一貴「福田村事件」

□ テレビ
藤並英樹、舩田遼介「大奥」(NHK)

□ 特別賞
「THE FIRST SLAMDUNK」Film Partners
「ブラッシュアップライフ」製作チーム
「名探偵コナン 黒鉄の魚影」製作委員会
「ゴジラ-1.0」プロデュースチーム

□ アクターズセミナー受賞者
大島璃乃、駒木根葵汰、三浦健人

□ 新人賞
磯村勇斗、今田美桜、眞栄田郷敦、小芝風花、目黒蓮(Snow Man)、堀田真由