なぜかちゃっかり友人にお金を出させて平気な人はいるものだが、そういう人は周囲から人がいなくなっていくのでは。福岡県の40代後半女性(事務・管理/年収200万円)は、お金にルーズな友人Aとの絶縁エピソードを語る。
Aは自分だけ飲み会の会費を安く済ませようとしたり、人から借りたお金を踏み倒したり、自分勝手な一面が見え隠れする人だった。(文:福岡ちはや)
「毎回遅れて来て、1000円で好きなもの飲んで食べて…」
女性は30歳の頃、友人Aを含めた男女10人でよく飲み会をしていたが、毎回Aが遅れて来ることが気になっていたそうだ。
「(飲み会が)19時からだったら、(Aは)20時過ぎに来て好きなものを何品か頼んで、お酒を2~3杯飲み。飲み放題なのに、会計のときには必ず『Aはそんなにいなかったし1000円でいいよー』と男性たちが言う流れになっていました」
遅れて来てもAの分の飲み放題代はかかっているのだから、自分の分は自分で払ってほしいとモヤモヤする人がいても不思議ではない。女性はほかの友人と
「毎回遅れて来て、1000円で好きなもの飲んで食べて、それって確信犯じゃない?」
と話していたという。
また、会費制の花見のときにも、女性は結果的にAにたかられてしまった。その日は男性たちが多めに会費を持ってくれたため、追加の買い出し分は女性たちで負担することに決まったのだが、向かったコンビニでAは信じられない行動に出る。
「自分の好きなものをカゴに入れていくA。ヨーグルト、デザート、お酒、お菓子。嫌な予感がしました。そして一言。『お財布持ってきてないから出しといてもらえる?』」
女性は内心「キター!もしかしてこれって、またバックレる感じ?」と疑ったが、仕方がないので別の友人と一緒にAの分を立て替えたという。
Aの支払いを肩代わりさせられたのは、この日だけではなかった。その後、Aの希望で「行こう!」となった二次会のカラオケが、ついに絶縁する決定的なきっかけになった。【後編へ続く】
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