南岸低気圧の影響で、関東地方では2月5日から6日かけて広範囲で雪が降ると見られている。東京23区内でも15時現在、雪が降っており、積もり始めているところも。やむ気配はなく、強まる一方だ。
国土交通省も、テレワークを活用するなどして、不要不急の外出を避けるよう呼びかけている。都心で働いている人も今日は早めに帰宅したほうが良さそうだ。
すでに「電車混んでる」の声も
公共交通機関は、雪や帰宅を急ぐ人たちの混雑ですでに乱れが発生している。ジョルダンライブによると、中央線、京浜東北線、横浜線などのJR各線や小田急線などで遅れが出ている模様だ。
また、首都高では5日昼ごろから、一部区間で予防的通行止めを実施。冬用タイヤの装着を推奨し、「積雪・凍結時にはスタックの危険性があるため、ノーマルタイヤでの走行は絶対におやめください」と呼びかけている。かなりの警戒態勢だ。
Xでは「帰宅指示が出た」「帰宅命令出た!」という投稿が相次いでいる。従業員を早めに帰らす企業も多いようだ。また、午後休を取るなどして、自主的に帰った人もいた。すでに「電車混んでる」という報告もあった。
雪は夕方から夜遅くにかけてがピークで、東京23区内でも6日12時までに8センチの積雪が予測されており気象庁は「注意報級の大雪、場合によっては警報級の大雪」を見込んでいる。「帰宅難民」になる前に帰るほうがいいだろう。