LINEヤフーは1月5日、「中学生、高校生のなりたい職業」を発表した。調査は2023年11月13日~15日、中学生・高校生のLINEユーザー1,047名(中学生男子258名/女子266名、高校生男子262名/女子261名)を対象に、スマートフォンWeb調査にて行われた。
○中高生が将来いちばんなりたい職業
中高生に、将来いちばんなりたい職業を聞いたところ、中学生では、男子は1位「国家公務員・地方公務員」、2位「スポーツ選手」、3位「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」、女子は、1位「教師・教員・大学教授」、2位「歌手・ミュージシン」、3位「国家公務員・地方公務員」という結果に。
一方、高校生をみると、男子は1位「国家公務員・地方公務員」、2位「システムエンジニア・プログラマー」となり、3位には、2022年の同調査で10位だった「医師」がランクアップ。女子は、1位「国家公務員・地方公務員」、2位「看護師」、3位「心理カウンセラー・臨床心理士」という結果に。男女ともに「国家公務員・地方公務員」が1位となったが、男子高校生のほうがやや高い割合となった。
○中学生は「自分の好きなこと」、高校生は「将来性」を重視
また、それぞれの職業に就きたい理由を聞くと、中学生は、親の影響だったり、自分が好きなことを伝えたかったり、また、その職種に対する興味だったりと、さまざまな理由が見受けられた。
他方、高校生は、憧れの人や親の影響、収入面の安定や将来性を考えてという理由が多かったほか、人の生活を縁の下から支えたいといった声も。さらに男子5位の「設計者・開発者・工業デザイナー」では、ものづくりが好き、環境問題やロボットへの興味という声がみられ、女子9位の「イベントプランナー」では、人を幸せにする手伝いをしたいなどといった理由が見受けられた。
○「大人になる」ってどんなこと?
次に、「大人になること」のイメージを聞いたところ、中学生は、1位「忙しそう」、2位「疲れそう」、3位「生活するのが大変そう」、4位「好きなことができるようになりそう」、5位「義務や責任が増えそう」が上位に。
一方、高校生では、1位「義務や責任が増えそう」、2位「忙しそう」、3位「行動範囲が広くなりそう」、4位「疲れそう」と続き、中学生・高校生ともに、女子のほうが男子よりも各項目の割合が高めとなった。(CHIGAKO)