自分を雑に扱ってくる職場だと気付いたら、早いうちに辞める決断をするのが身のためだろう。青森県の60代男性(設備・交通・運輸/年収300万円)は、職場をたった3日で辞めた。そこには真っ当な理由があった。
面接で、仕事内容は「駅ビルの簡単な床清掃や備品の管理だけ」と説明されていたという。しかし、いざ働いてみると、
「ビル内の有料ロッカーと無人駐車場の精算機の集金、その振込み等、面談時と全く違う仕事をさせられて…」
と振り返る。清掃だと思っていたのに突然お金を扱う仕事をさせられたのだ。(文:長田コウ)
働いている人の顔ぶれが毎回違うのを見て「辞めて正解だった」
当然、男性は「話が違う」と抗議した。すると「休憩時間以外は詰所に入れてくれず」という嫌がらせに遭ってしまう。休憩以外でも詰所に寄ることはあるだろうに、酷い仕打ちだ。あげくの果てに、こんなムチャ振りも。
「仕事をして2日後に公休日があったので自宅で休んでいたら、突発的な社員の欠勤があったので出社しろと連絡が来た」
あまりにも理不尽な扱いに、さすがに限界を感じたようで、「3日目に社長に直接、事の顛末を言って辞めた」という。即行で退職したことを後悔していない様子で
「駅ビルに用事があって行く度に働いている人の顔ぶれが違う」
と指摘。最後に「辞めて正解だったと思います」と締めくくった。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H