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「ナチュラルに見せる」がビジュアル面での重要な指標『ザ・クリエイター/創造者』インタビュー映像

2024年02月04日 16:01  cinemacafe.net

cinemacafe.net

『ザ・クリエイター/創造者』© 2024 20th Century Studios.
ギャレス・エドワーズ監督作『ザ・クリエイター/創造者』より共同撮影監督オレン・ソファーのインタビュー映像が解禁された。

本作は、実際に起こりうる人類とAIの戦いを描いたSF超大作。2月7日(水)にブルーレイ+DVDセット、4K UHDが発売されることを記念し、ボーナス・コンテンツから解禁されたのは、映像美を極めるための“究極のバランス”について、共同撮影監督が語るインタビュー映像。共同撮影監督のオレン・ソファーが、人工物や演出されたものをいかに自然に見せたのか、撮影上の手法について語っている。

ソファー曰く、「ビジュアル面でのもっとも重要な指標は、どうやって人工的な物や演出されたものをナチュラルに見せるか」とのこと。ギャレス・エドワーズ監督やキャストたちとともに、常にそのバランスを探りながら映像を作り上げたと言う。

「例えば、撮影対象が人工的過ぎたり、(光を)照らされすぎたりして”完璧”になればなるほど、作品が嘘っぽくなってしまいます。一方で、逆に荒削りになってしまうと映画的な美しさが失われてしまいます」と語る通り、監督、スタッフ、キャストが究極のバランスを模索しながら撮影することで、ナチュラルながらも美しい映像が完成した。

また映像では、争いが始まる前のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とマヤ(ジェンマ・チャン)の回想シーンも描かれている。ジョシュアにとっては幸せだった思い出のワンシーンを、ナチュラルな演出でリアルに見せながらも、2人の一挙手一投足から目が離せなくなるような静かで深いシーンだ。

暗い背景の中にまるで希望の光のようにマヤが明るく映し出される撮影方法は、ジョシュアにとってのマヤの存在の大きさを感じさせながらも、この後2人を襲う悲劇を暗示するかのようにも見え、スタッフやキャストらの究極のこだわりを体感できる美しいシーンとなっている。

『ザ・クリエイター/創造者』ブルーレイ+DVDセット、4K UHDは2月7日(水)より発売。

『ザ・クリエイター/創造者』
デジタル配信中(購入/レンタル)
2月7日(水)ブルーレイ+DVDセット、4K UHD 発売
© 2024 20th Century Studios.
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン






(シネマカフェ編集部)