スイスのイェンツァー・モータースポーツは1月31日、チャーリー・ブルツを2024年シーズンのFIA F3に起用すると明らかにした。
モナコ在住のオーストリア人のチャーリーは、元F1ドライバーのアレックス・ブルツの息子だ。2017年にレーシングカートを始め、2021年よりフォーミュラカーレースにステップアップ。2022年はイタリア、スペイン、ADAC(ドイツ)、中東のFIA-F4を戦い、中東選手権ではチャンピオンに輝いている。
2023年はフォーミュラ・リージョナル・オセアニアでタイトルを獲得すると、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ、ユーロ・フォーミュラ・オープンに参戦。また同年のFIA F3マカオワールドカップにイェンツァー・モータースポーツから参戦してた。
「2024年のFIA F3にイェンツァー・モータースポーツから参戦することになり、とても興奮している」とチャーリー・ブルツはコメント。
「モチベーションの高いチームが僕を支えてくれることに自信と安心感を感じている。数週間後のバーレーンでの開幕戦が待ち遠おしいね」
また、イェンツァー・モータースポーツを率いるアンドレアス・イェンツァーは「チャーリーの血には純粋な燃料と情熱が流れているようだ!」とコメント。
「2023年末に一緒に行ったFIA F3公式テストや、過酷だったFIA F3マカオ・ワールドカップで彼が輝いたことは非常にポジティブだった。素晴らしい結果を達成し、新たなカラーリングのイェンツァー・モータースポーツのマシンをもう一度前面に押し出すために、一緒にプッシュしていきたい」