粟岳高弘の単行本「ガベージコレクション」が、本日2月2日に駒草出版から発売された。
【試し読み】ラジオを使ってしゃべりだすぬいぐるみ。一体なにが起きているのか「ガベージコレクション」の舞台は“まだインターネットは普及する前だけど、パソコン通信は存在する時代”だった1995年4月。マイコン部に入っている女子・大袋春菜と武里和美は、後輩・三郷涼美から謎のハードディスクの調査を依頼される。そのハードディスクを春奈の家にある古いパソコンにつないでみると、モニターの図形が実体化したり、オフラインなのにメッセ―ジが届いたり、ぬいぐるみがしゃべったりと、不可解な現象が次々と起こり出す。そこから春菜は、自分の見ていた世界がひっくり返る体験をする。