南半球に位置するニュージーランドは夏真っ盛りであり、当時の滑走路上の温度計は50度を超えていたという。野生動物担当スタッフのジャック・ハワースさん(Jack Howarth)によると、保護した赤ちゃんペンギンは体調が悪かったのかあまり反応が良くなかったそうだ。ジャックさんは、「このペンギンがどのくらいの時間、太陽の下に晒されていたのか分からなかったため、ウェリントン動物園内にある動物病院で、病気やけがをした在来の野生動物の治療やリハビリも行っている『The Nest Te Kōhanga』に連れていくのがベストだと考えました。彼らは以前にも、野生動物がやってきた際に手助けをしてくれたんです。今回も快く受け入れてくれて、赤ちゃんペンギンをクールダウンさせ、他にも問題がないかチェックしてくれました」と説明している。
画像4~7枚目は『Scott Babcock 2017年10月23日付Facebook』『adam nasym 2019年4月9日付X「Maafaru Airport」』『Department of Conservation 2021年11月12日付Facebook「You might’ve caught up on the news of a rare visitor coming ashore in Christchurch」』『ARY News 2021年5月23日付「WATCH! ‘Lonely’ penguin hops on board tourist boat in Antarctica」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)