どうも! 年間100日ぐらいパチスロをしている“終わってるライター”こと松本ミゾレです!先般も2日で16万円も失ってしまった!
しかし、パチスロをしていると失うものはお金だけじゃあない。前々からこちらのコラムでも書いているように時間も無為に失ってしまう。貴重な財産である、時間を。
さらには健康までも失うことだってあるぞ!今回は、パチスロ打ちが実感する痛みの主要因についての話をしていきたい!(文:松本ミゾレ)
ロキソニンテープで痛みをごまかすことも
パチスロというのはパチンコと違って、ハンドル握りっぱなしで遊ぶものではない。メダルを筐体に入れ、レバーを叩き、3つあるストップボタンを押す。この動きを一連の流れとして、バカみたいだけどひたすら繰り返すわけだ。
平均的に1時間でパチスロ機は700回転前後稼働させることができる。つまりパチスロ打ちは、1時間に平均700回も台のレバーを叩き、ボタンを押しているのだ。
こういうことをしていると、数時間ほどで多かれ少なかれ、肩に痛みをおぼえるようになる。パチスロをしょっちゅうしている人間ともなれば、もはや慢性的な肩こりに悩むことにもなるわけだ。
先日も、おーぷん2ちゃんねるに「スロット打つと肩痛くなるよな?」というスレッドが立っていた。スレ主は「通常時はスライド打ち(指を横になぞるようにしてボタンを連続で止める打法。これなら肩の負担も少ない)してるしレバーも優しく叩いてるのに」と書き込んでいる。肩を思いやって遊技しているが、それでも痛みに苦しんでいるわけだ。
実はこの記事を書いている数時間前も、僕はパチスロをしていた。そう、現在進行形で肩が痛い。遊技疲れという奴だ。どうしようもない男である。
個人的にはこの痛みにも慣れているので、基本的には放置だ。しかしどうにも我慢できないほどの痛みとなると、所持しているマッサージチェアでほぐすようにしている。後はロキソニンテープで痛みを“忘れる”という、根本解決にはとてもならないような手法に出ることもある。
でも最近は、そこまで肩が痛くなることも少なくなったというか、40手前にして集中力も落ちてきたのか、昼から夕方まで打つと気疲れしてやめるようになり、結果として肩の痛みもマシになった。集中力が落ちるというのも、一概に悪いもんじゃないね。
ただ、僕以外のスロット打ちの話を目にすると、なかなかその対処に苦慮している人もいるようだ。
「開店から6時間くらいで信じられんくらい痛くなる」
本スレッドには、パチスロを長時間打つことで生じる肩の痛みに苦しむスロッターが大勢いる。彼らの声をこちらでも引用させていただきたい。
「痛くて腕上がらんくなって整形外科でレントゲン撮ってもらったら2㎜ぐらいのカルシウムの板挟まってた。注射で溶かしてもらったらウソみたいにすぐ治ったわ」
「微妙に腕あげないといけないのがつらいからな」
「というか目も酷使するから肩こるのもあるんよな」
「6を朝一から全ツッパしたときは体全体がおかしくなった」
パチスロ打ちあるあるというか、みんな同じ思いをしてるんだなぁと再確認した。僕もたまに遊技を止めて肩や首を回したり、背伸びしたりする。肩もそうだけど、首と腰にも負担があるので、こうやって労わらないとね。
まあ、そんなこと言うんならそもそもパチスロやめろよって話なんだけど。そんな中でも、「こんなにひどくなるんだ」と怖くなるような書き込みもあった。引用させていただくと、以下の通り。
「開店から6時間くらいで信じられんくらい痛くなる。筋肉が切れたかと思うくらいの激痛が走って涙が出てしばらく動けなくなったこともある。スロッターする人特有の怪我なんやないかこれ」
開店から6時間、と考えると僕みたいなのは「たった6時間で?」と思っちゃうけど、6時間って1日の1/4に相当するし、ぶん回してたら4200回転は稼働させてるんだよね。流石にそのぐらい肩を使ってると、痛みが走ることもあるんだろう。
幸い、まだ涙が出るほどの痛みというのは体験したことはないが……わが身に起きたら病院に行っちゃうよなぁ。そうなった原因を医者に話したら呆れそうだけど。
パチスロをやって生じる肩、首、腰の痛みほどバカげた痛みもない。こういうものを慢性的におぼえるようになったらまさに百年目だよね。でも行っちゃうんだよなぁ……僕は依存症だぁ。みんなはこんな人間になっちゃダメだよ!