部下は上司の言葉に影響を受けるものだ。働く意欲を低下させないためにも、言葉選びに気を使う必要があるだろう。
東京都の50代後半の女性(事務・管理/年収350万円)は、「大変忙しいです」と上司に言ったところ、不本意な拡大解釈をされてしまった経験があるそう。何気ない一言への上司の返しは驚くものだった。(文:長田コウ)
「じゃいつ退職しますか。総務に連絡しないといけないので明日に返事を下さい」
「人を道具としか考えていないのか」
「辞めるとは一言も話していない」にもかかわらず、こんなことを言われたら困惑するだろう。二度とこの上司には本音を言えなくなりそうだ。
千葉県の60代前半の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収200万円)も、上司から理不尽なことを言われた経験があるそう。
「入社初日から外回り、倉庫の整理などレクチャーもなく」働かされた男性。そのためか、2日目に腰が痛くなってしまった。その旨を上司に伝えたところ、「それじゃほかの人の手配をしなければならないね」と一言。
これに対し男性は、「人を道具としか考えていないのか」と怒りを露わにした。
千葉県の60代前半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収500万円)は、毎月新しいやり方に変わる職場で、「ついていくのに混乱している」と明かす。そんな男性に対する上司の言葉はあまりに心無いものだった。
「おまえのほかに代わりはいくらでもいる。できないことを恥だと思え」
ついていこうと必死に頑張っているのに、このような言葉をかけられたら、働く意欲もなくなってしまうだろう。
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