花澤が明るい緑の衣装に着替えて登場した後半は全編がライブパートとなり、前半で封印されていたMCの時間も開演から1時間近く経って、ようやく解禁された。衣装チェンジ明けの「Night and Day」「運命の扉」まで含めて10曲を歌い終えた時点での初MCということもあり、花澤も「歌ったねえ!」と清々しい表情を浮かべる。
次の曲の「ギミギミ ラヴ」に向けては「せっかくなので、サビの部分を一緒に踊ってみませんか?」と言って振付けを簡単にレクチャーし、ファンと共に楽しいひと時を過ごす。同じくファンと一緒に盛り上がれる「Groovy Mystery Train」「Young Oh! Oh!」、ロマンティックな時間に浸れる「恋する惑星」「ドラマチックじゃなくても」と4曲でラストスパートを駆け抜け、本編ラストはもちろんライブタイトルにもなっている「インタリオ」で締めくくった。
アンコールを受けてステージに戻ってきた花澤は、まず「We Are So in Love」「雲に歌えば」の2曲を歌う。ここでニューアルバム「追憶と指先」の発売やZeppツアーの開催、さらにはサンリオピューロランドでのコラボイベント開催などうれしい発表が次々と繰り出され、会場の空気は喜びと興奮で満ちあふれる。そして「アルバムから1曲、新曲を歌ってもいいですか?」と、宮川弾が楽曲提供した「ないものねだりのGreeDy」を本邦初披露。最後はおなじみの「星空☆ディスティネーション」で、ファンとしばしの別れを告げた。