衝動的に人間関係をバッサリ切る「人間関係リセット症候群」。程度の差こそあれ、思い当たる人もいるのではないだろうか。特徴的な行動の一つに、転職が多いことが挙げられるようだ。兵庫県の50代前半男性(建築・土木技術職)もその1人だ。
「転職ごとにリセットしてる気がする」
「中々、転職後は前職の会社の人と連絡したり、付き合いしたりする必要性も感じなく、また、機会も少ない」
転職の理由について、「どうしてもきれいごとになりますが」と前置きし、「個人的に思う正義感やモラルと職場での普通や定義に打ち当たり消化しきれなくなり転職してきた」と明かす。相談できる相手がいないと「人間関係リセット」に陥りやすいとも言われる。男性の職場に相談相手がいたら、リッセットせずに済んだかもしれない。(文:谷城ヤエ)
「人間関係というか職場のリセットをしている」
神奈川県の20代後半の男性(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ)は「人間関係というか職場のリセットをしている」と打ち明ける。
「IT分野で派遣で働いているのもあるが、基本はプロジェクト単位で職場を変える。契約満了で終えている」
これだけなら仕事柄の理由に思えるが、男性の場合は少し違うようだ。
「引き留めを頂くこともあるがお断りしている。それだけ、興味を引く職場はないということだと思う。会社員としては一つの会社で働くのは会社に人生を預けるのと同意であり、大変なリスクなんだと思う」
男性にとっては今の働き方が性に合っているのだろう。
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