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馬鹿にしてんのか!長時間労働を上司に相談したら「仕事にうずもれる人生は幸せなんですよ?」と言われて退職を決意した男性

2024年01月27日 06:10  キャリコネニュース

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入社前にブラック企業かどうかを見極めるのは難しい。東京都の40代後半の男性(専門職/年収600万円)は、転職先の「税理士法人」で散々な経験をしたそう。転職したきっかけは、「一般企業の経理をしていた時に業績が落ちてきて年収が頭落ちになった」ことと「専門知識を実践でも学びたい」と思ったことだった。ところが……

「ブラック税理士法人へ転職してしまいました」

転職先がブラックだと発覚し、「エージェントを利用しすぎて情報を収集しなかった自分が悪い」と後悔したようだ。(文:長田コウ)

「その文句を言えるうちはまだ余裕があるってことですね」

男性は、「ブラック税理士法人」の実態をこう明かす。残業について、面接時には「通常期は10時間以内、繁忙期で20時間以内」と聞いていたものの、実際には「通常期で30時間、繫忙期では80時間近い残業」と全く違ったのだ。これについて上司に相談すると、

「『40人の職場で毎月退職者が出る今の状況を考えれば分かるでしょ? その文句を言えるうちはまだ余裕があるってことですね。仕事にうずもれる人生は幸せなんですよ?』となぜか諭される始末」

これを聞いた男性は、とっさに「泥船から逃げないとダメだ」と思ったそう。そこで、「転職を斡旋したエージェント」に連絡を取るも、「すでに退職済み」だった。そこで自身で職場について調べると「悪い意味で有名な税理士法人」だと知る。これでようやく男性は目が覚めたようだ。

「その当時は珍しかった退職代行を使って辞める人がいたので、まぁそんな税理士法人だったのだと思います」

「ここにいると心身のいずれか、あるいは両方が病む」と思った男性は、「別の転職会社」を通じて転職活動を進めた。こうして「有給休暇取得後の7か月後」に転職した。

しかし退職届を出すときにも、上司からの嫌味は止まらなかったようだ。

「代表から『〇〇さんは一般企業からの転職だけど(重労働が苦にならないと思って)期待していたのに採用して失敗した』と皆の前で罵倒されました」

そんな言葉に対し、男性は今までの鬱憤を吐き出すかのような態度をとったそう。

「清々しく『経歴に教訓をつけていただきありがとうございました』と言って退職したら代表がキレたのは良い思い出です」

退職した男性に後悔は一切ないようだ。

※キャリコネニュースでは「『この会社もう無理!』と思った瞬間」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/XLVYZO65