「もうとりあえずね、あの人(松本人志)の代わりはいないんでね。戻ってくるまで自分が出来ることを一生懸命やろうかな、という感じです」
「頑張って待ってますよ」相方の復帰を信じる
1月27日、お笑いコンビ『ダウンタウン』の浜田雅功は、自身がメインMCを務める『ごぶごぶラジオ』(MBS)に出演。活動休止中の相方・松本人志について、公では初めてコメントした。
「昨年末に発売された『週刊文春』で、過去の性的行為の強要疑惑が報じられた松本さんは、年が明けた1月8日に“裁判に注力する”という理由で芸能活動を休止。報道から約1か月の間、相方である浜田さんは、これらの騒動に関するコメントを一切していませんでした」(スポーツ紙記者)
この日の『ごぶごぶラジオ』では、開始早々にレギュラー出演する『ラインセンス』の井本貴史が「大変そうですね……」と、遠慮がちに切り出すと、
「大変というか……、何やねん! 腹立つな! すぐ聞く!」
浜田はすぐさまツッコみ、
「大変やからこのラジオもやめようかな (笑)」
とボケて返すなど、出演者やスタッフたちに対して、あくまで普段通りのトーンで語り出したのは、周囲への気遣いだろう。
続けて冒頭の「代わりはいない」と発言したのだった。
井本から「先々こうしていこうみたいなのはあるんですか?」と、今後のスタンスについて質問された浜田は、
「とりあえず、今のやらなあかんことがあるんでね、頑張って待ってますよ」
としつつも、
「あ! 帰ってくるまで相方募集しよかな。オーディションしようかな」
などと冗談を交えながら、
「まあでも、松本さんが戻ってきたらすぐ解散しますから」
“代わりはいない”松本が戻ってくるのを信じる、浜田のコンビ愛が感じられるコメントとなった。
そして、浜田たちのトークに一区切りがつくと曲紹介のコーナーに。1曲目に流されたのは、シンガーソングライター・EPO(エポ)が歌う『DOWN TOWN』――。
「'22年4月に行われた吉本興業の創業110周年特別公演『伝説の一日』で、『ダウンタウン』の2人が31年ぶりに漫才を披露して話題になりました。実は、その際の出囃子が、EPOさんの『DOWN TOWN』だったんです。松本さんの復帰を待つ後輩やファンからすれば、胸を打つ選曲ですね」(前出・スポーツ紙記者)
沈黙を解いて、相方愛にあふれるコメントを残した浜田。この放送は松本にどう響いただろうか。