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スキン&マインドブランド「バウム」がスキンケアを刷新 新たな樹木成分“ひのき水”を配合

2024年01月25日 17:41  Fashionsnap.com

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左から:バウム モイスチャライジング オイル n、バウム ハイドロ エッセンスローション n、バウム オイルコントロール エマルジョン n

Image by: FASHIONSNAP
 「樹木との共生」をテーマに掲げるスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」が、ブランドを象徴するスキンケアラインの5品をリニューアルする。古来から日本人が生活の中で親しんできた「檜木」に着目。新たな樹木成分「ひのき水」と「ひのきオイル」を配合した新処方を取り入れ、化粧水、エッセンスオイル、乳液2種、クリームを揃え、4月18日から販売する。

 バウムは2020年の誕生以来、自然界における循環の象徴とされる樹木に着目。展開製品の処方やパッケージデザイン、ブランド活動において、樹木の可能性について日々研究を続けている。ブランド誕生3年が経過し、顧客の約70%占めるボリュームゾーンの20代~30代前半が、肌になるべく負担をかけずに、肌をベストな状態に保ちながら、未来に向けて健やかな肌を育むことを求めていると分析。そう願う人に寄り添いたいという発想から、生命力・長寿力に優れた檜木を取り入れ、10年後を見据えて日々年齢に応じたうるおいケア(エイジングケア)ができるよう、スキンケアアイテムに檜木の恵みを取り入れて刷新する。
 今回の刷新では、理想の肌を叶えるための3つの条件「肌の貯水力を高め、うるおいバランスを整える」「たっぷりのうるおいを肌に与え、すこやかな生まれ変わりをサポート」「乾燥など、環境ダメージに負けないすこやかな肌へ」で開発を進めた。着目した檜木は、1000年以上伐採直後の強度を維持し、最適な湿度を保つ調湿力、外的ダメージから身を守る抗菌力と抗酸化力を持つことで知られている。これを踏まえ、檜木は肌にも良い作用を及ぼすのではと考え、3年にわたり肌効果に関する研究を行い、新樹木成分「ひのき水」(保湿・肌保護)を開発した。
 ひのき水の開発にあたり、特別提携する四国地方の森林で育った檜木を活用。ひのき水は、檜木の幹や枝をチップ化したものから抽出したエッセンスを凝縮し、濾過・蒸留することで得られるエキスで、保湿と肌を保護する性質を持つ。既存品で採用する水を含む自然由来指数90%以上でパラベンフリー、シリコーンフリー、合成着色剤フリー処方に加え、新たにアルコール(エタノール)フリー処方を取り入れた。
 アイテムは、化粧水「バウム ハイドロ エッセンスローション」(150mL 本体税込7150円、リフィル同6050円)、エッセンスオイル「バウム モイスチャライジング オイル」(60mL 本体同8800円、リフィル同7700円)、乳液2種「バウム モイスチャライジング エマルジョン」「バウム オイルコントロール エマルジョン」(各100mL 本体各同8800円、リフィル各同7700円)、クリーム「バウム モイスチャライジング クリーム」(40g 本体同8800円、リフィル同7700円)の5品。
 香りはスキンケアシリーズ共通の「WOODLAND WINDS」をベースに、清々しい天然の檜木の香りをモダンに調香。トップ、ミドル、ベースの3段階でひのきを感じられる設計に仕上げた。アルコールフリー処方によりツンとした香りが軽減し、これまで以上に森林浴のようなリフレッシュ感で肌を包み込むような香りになっている。さらにリフィルは全て、誤って本体キャップを捨てないようキャップの色を白に変更した。
 グローバル コミュニケーション マネジャーのカレメル アズサ氏によると、新成分に檜木を選んだ理由は「バウムは『樹木の類稀なる力をいただく』という発想のもとスキンケアに樹木由来成分を配合してきました。日本の国土は1/3が森林で、内10%ほどが檜木で構成されています。また檜木は約1400年前に創建された世界遺産の法隆寺にも使用されているなど、古くから日本人の生活の中で親しまれてきた、日本を象徴する木でもあります。抗菌作用などを持つことで知られていますが、3年にわたる研究により、保湿や肌保護などの効果があることがわかりました」と述べた。さらに「今後、ひのきの香りも商品に応用できるのではないかと考えている」とし、活用を視野に入れる。またリニューアル後は「引き続き年齢やジェンダーにとらわれないブランドとして発信を強めていきたい」と語った。
 なお、サステナブルな循環を生み出す活動として、檜木の苗木を店頭で育て、四国地方に位置する「BAUMひのきの森」に植樹する活動を行う。

■バウム:公式サイト