JR西日本、山陽新幹線も普通車の車内ワゴン販売を終了 - 3/15まで

JR西日本は25日、山陽新幹線(新大阪～博多間)における今後の車内販売について発表した。山陽新幹線の普通車での車内販売は3月15日をもって終了。3月16日以降、16両編成で運転する「のぞみ」「ひかり」のグリーン車でワゴンによる車内販売を継続する。


近年、駅構内・駅周辺店舗の品ぞろえが充実し、飲食物の車内への持込みが増加していることに加え、将来にわたる労働力不足への対応等を踏まえ、ダイヤ改正を行う3月16日から、16両編成で運転する「のぞみ」「ひかり」(姫路駅・西明石駅が始発駅・終着駅となる列車は除く)のグリーン車(8～10号車)のみワゴンによる車内販売を継続。事前予約で駅弁を席まで届けるサービス「駅弁デリ」も、一部を除く16両編成の「のぞみ」「ひかり」のグリーン車で継続する。



東海道新幹線(東京～新大阪間)は2023年10月31日をもって車内ワゴン販売を終了しており、これに続いて山陽新幹線も普通車で実施していたワゴンによる車内販売を終了することになる。なお、山陽新幹線を走行する「こだま」、九州新幹線へ直通する「みずほ」「さくら」などの列車も車内販売を実施しない。「ハローキティ新幹線」の1号車「ハロー! プラザ」の物販は継続する。（MN 鉄道ニュース編集部）