面接官の失礼な態度に腹を立てたという経験談が寄せられている。むしろ落とされてよかったとさえ思えてくるような、面接での信じられないエピソードを紹介したい。
30代前半の女性(山口県/福祉・介護/年収350万円)は、介護職の面接でのエピソードをこう振り返る。
「時間は10時と指定され、10分前に着きました。ノックをし、面接に伺いましたと伝えたところ『担当の者が今出ているので、また13時頃に来てください』と言われ、納得はしませんでしたが、一度帰宅」
担当者から面接の時間を変更する連絡はなかったようだ。リスケするなら早く言ってほしいだろう。(文:林加奈)
13時に行くと、今度は休憩していたのか……
再度13時頃に行くと、「今度は休憩していたのか、食べかけの食器はテーブルに置いた状態」だった。
「この時も10分くらいは待たされました。もう、この時点でないなと思いながら、せっかくなので面接はしましたが、時間変更の謝罪はなく、普通の面接を淡々と行いました。結局、面接は落とされましたが、そんな時間も守れないような無責任なところに就職してもすぐに退職していたと思うので、かえって落とされてよかったと思います」
時間変更の連絡も謝罪もなかったのだから、社会人としてのマナーもないのだろう。面接で落とされたのは不幸中の幸いと言える。
「商品を買ってもらいたければ先には謝罪しないといけないのではないか?」
徳島県の50代後半の女性(福祉・介護/年収200万円)は、とある会社の面接で「履歴書の卒業した高校の名前を見てバカにされて、帰らされた」ことがある。高校名だけで門前払いとは失礼極まりない。ところが、
「数年後、その会社の人が家に営業に来たので、面接のことを話し、『商品を買ってもらいたければ先には謝罪しないといけないのではないか?』と話した」
と、気まずい顛末を書いていた。
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